イルミナティの存在意義

イルミナティの存在意義

物事の裏側に反応するのではなく
深く考えられる状態になることが
大切なのである

 

イルミナティの思想背景を深く理解
すると世界の仕組みや起きることの
意味がわかってくる

思想背景とは存在意義でもある

つまり、イルミナティの思想を知れば
彼らがなにをしようとしてるのか?

自然と見えてくる

 

過去〜現在〜未来に起きる出来事に
イルミナティが関わっているか?

その出来事の根底にどんな思想が
存在するかわかれば自分が考える
べきことも見えてくるだろう

つまり、陰謀が陰謀でなくなれば
己の未来を正しく切り拓くことも
可能になるということだ

 

イルミナティの行動綱領

・1:
すべての既成政府の廃絶とイルミナティの
統括する世界単一政府の樹立

・2:
私有財産と遺産相続の撤廃

・3:
愛国心と民族意識の根絶

・4:
家族制度と結婚制度の撤廃
子供のコミューン教育の実現

・5:
すべての宗教の撤廃

 

そもそもイルミナティとは、
どのような団体だったのか?

1775年アダムヴァイスハウプトが
哲学、政治理論に関する知的議論
を行う私的サークル

「完全論者の団体」であったのだ

哲学とは、思想を研鑽する活動であり
思想の元となる認識・解釈・思考を深
く成長させる原動力である

 

イルミナティの本質的な存在意義は
「哲学の追究」にあるということだ

イルミナティとは元々が「哲学を追
究する集団」だったということだ

日本国内なら、松下村塾や日本会議と
言えばわかりやすいかもしれない

 

イルミナティという名前は1776年
5月1日に「完全論者の団体」から
バイエルン啓明結社(イルミナティ)
に改名されて誕生

改名の裏には、元々の目的である哲学
の追究がありキリスト教グノーシス主
義やエジプト神秘主義などの影響を受
けたことがある

つまり、真理の追究を重ねた結果とし
てイルミナティ(光に照らされた者)が
誕生したという経緯がある

イルミナティの当初メンバーは貴族、
大富豪、政治家、インテリなど約2,0
000名

・マイヤーアムシェルロスチャイルド
(イルミナティの活動資金など拠出)

・モーゼスメンデルスゾーン
(サバタイ派7代目首長)

・ヤコブフランク
(メンデルスゾーンの紹介)

など代表的な人物が所属していた

当時のイルミナティはアダムヴァイス
ハウプトの生徒や弟子の中でも限られ
た人物だけがメンバーになっていた

また、フリーメーソンに加入すること
で自組織を強化する戦術を取っていた

アダムヴァイスハウプトはイエズス会
の大学教育に反対して国家や教会によ
り排除された全ての教科を学生たちに
学ばせた

そして、政治・社会に対する批判の力
をイルミナティで養わせようとした

 

ただ、アダムヴァイスハウプトは元々
「イエズス会の修道士」である

また、イエズス会が創ったインゴルシ
ュタット大学(現ミュンヘン大学)の教
会法の教授である

ただ、反イエズス会的な活動をしてお
りそこから1785年にはイルミナティの
解散命令を受けている

 

1830年にアダムヴァイスハウプト臨終
の枕に集まった弟子達に彼はこんな言
葉を残している

「我々の思想を歪め、世間に悪評をば
らまき、世のあらゆる陰謀をイルミナ
ティになすりつけようとする黒魔術団
がある

注意するのだ、闇のイルミナティに」

 

イルミナティが拡大すると同時に様々
な人物と思想が入って認識と解釈の違
いが起きて分裂が起きた

つまり、イルミナティとは思想哲学の
追究から始まってその違いによって分
裂してもなお・・

思想哲学の追究そのものは今現在も
続いているということを考えればど
うだろう?

 

この世界は「思想哲学の追究と研鑽」
であり、人類の存在意義もここに在る

イルミナティの根底に「哲学」がある
ようにすべての支配統治の根底にも必
ず「哲学」が存在する

だから、我々人間の存在意義も「哲学」
の追究にあり、それこそが新時代を生き
残る答えだと考える

そう考えても違和感はないと言える
のではないだろうか?

 

新世界を人間らしく理性的に生きる
陰謀学という「新しい答え」を。

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