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資本主義と暴力

資本主義とは?

その定義は非常に広く、奥深い。

ただ一個人が抱くイメージで最も大きなものの一つ
は以下のようなものではないだろうか?

 

▶︎ 資本主義では・・

資本家が世の中を動かす大きな権限を持つことになる。

対して、労働者には上位者から受けた指示に対する
諾否の自由が無く、労働場所も拘束されている。

従って資本主義では資本家の方が立場が強く、
資本家に使われる立場である労働者は立場が弱
い。

 

金持ち = 成功者

だから偉い。

つまり、資本主義なんだから資本を有する者が
偉いという論調が当たり前である。

 

と言うなら手段はどうでもいいので暴力を使って
金持ちから奪えば良いという理屈も成立する。

シンプルに、資本を得るなら資本をすでに持って
いる人間から強奪するのが最も手取り早い。

 

ゆえに法律で暴力は禁止されているのだろう。

 

暴力へのハードルは低い

法律で禁止されているから、人は暴力に走らない
という理屈は机上の空論だと思う。

 

暴力に対するハードルは意外にも低い。

特に思い入れのない金持ちを拷問して、資本を
根こそぎ奪うことに人は想像以上に罪悪感を抱
かないと考えている。

法律という足枷がなければ、人は当たり前に
暴力に走るものだと思う。

 

ゆえに・・

 

実れば実るほど頭を垂れる稲穂かな

有名な諺にある通りだ。

 

資本が大きくなった時ほど私欲を削り

威張らず、世の為に意識を向ける

そうでなければ当人および家族の命は、
ゴキブリと同様に奪うことに対して一切
の罪悪感を持たれなくなる。

 

人間とは、そういうものだと考えている。