スタグフレーションとは?
2024年の日本は経済サイクルで言う
「衰退期」だ。
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成長期⇒成熟期⇒衰退期⇒混乱期
このサイクルを繰り返すのだが
2024年の日本は衰退前期。
日本はじめ先進国は軒並み
衰退期である。
この衰退期に必ず起きるのが
「スタグフレーション」だ。
日本ではスタグフレーション
が始まっている。
なので、全ての日本人が認識対策
すべきテーマだと思う。
本日はスタグフレーションに
ついてまとめた。
①スタグフレーションとは?
経済の停滞や縮小(不景気)と
インフレが同時に起きる現象
のこと。
わかりやすく言うと、物価が
上昇しているのに収入が上が
らない経済的に困難な状況。
②スタグフレーションの特徴
・失業率が増加する。
・物価上昇に所得増加が追い付かない
ため購買力が低下する。
・経済全体の成長が鈍化して消費と
投資が停滞する。
・国民の節約志向が高まる。
③スタグフレーションの主な原因
・エネルギー価格の急騰、原材料不足
など供給不足によって物価が上昇して
経済が停滞する。
・強度の通貨安で輸入品の価格が上昇
してインフレが進む。
・金融、財政政策の舵取りが難しいため
インフレと景気後退が同時に発生するこ
とがある。
・労働市場や産業構造の変化が経済の
柔軟性を失わせ、成長を妨げることが
ある。
・経済サイクルという自然の摂理を観
ても経済の収縮が起きやすい。
④スタグフレーションの影響
・物価、光熱費、ガソリン代の高騰で
生活が苦しくなる。
・高い失業率、実質賃金の低下で
家計負担が増加する。
・原材料費の上昇、景気後退により
企業の利益が圧迫される。
・企業、個人の飲食店の倒産閉店が
増えて景気後退が進む。
・贅沢品に対する消費が減少するの
で経済活動も縮小する。
・投資の減少、生産活動の縮小が
経済全体の成長をさらに抑制。
・政府の財政負担が増加し、公的債務
が膨れ上がり増税機会も増える。
さらに社会保障や公共サービスに影響
を与える可能性がある。
⑤2024年・日本の現実
2024年の日本は、スタグフレーション下
にあることは間違いない。
さらに、スタグフレーションは進む
のも間違いない。
エネルギー価格の上昇、円安による輸入
物価の上昇も進むだろう。
不安定な労働市場、少子高齢化も進む
ことも間違いない。
政府に依存しても改善する可能性は
極めて低いと言える。
⑥スタグフレーション対策
・個人レベル:
節約には限界があるため、成長可能性のある
国や市場(成長期の国々)への投資や移住など
疎開的な視点での対応が求められる。
・企業レベル:
コスト管理と新しい市場への進出、
革新を通じて経済的な困難を乗り越
える努力が必要。
・政府レベル:
長期的な経済戦略と社会保障の強化を
通じて、持続可能な経済成長を促進す
る政策が求められる。
(これは期待出来ない)