長銀株の大量空売りとロックフェラーの影響力:日本の金融危機の背後に何があったのか?
「日本はこれからどうなるの?」
現状を把握して未来を見通すには
過去の出来事を理解した上での考
察は欠かせない。
こちらの講義動画より一部、文字で
抜粋した興味深い一連の流れを紹介
しよう・・
●金融ビッグバンとロックフェラー
1996年11月の日本政府(橋本内閣)時
に金融ビッグバンが行われた。
バブル崩壊後の97年は三洋証券、
山一証券など大手証券会社が廃業。
98年は北海道拓殖銀行の経営破綻。
そして、長銀が経営破綻するなど
平成の不況を象徴する大型倒産が
相次いだ。
中でも長銀という日本を代表する
金融機関の倒産はショッキングだ
った。
この時に何が起きていたのか?
1998年6月・・
SBCが長銀株を大量に空売り。
(スイスバンキングコーポレーション)
(スイス銀行コーポレーション)
(現在のUBSグループAG)
同年同月・・
月刊現代の「長銀には大量の不良債権
がある」という記事が出る。
長銀は金融ビッグバン以降に実は
SBCと業務提携。
その際にSBCは株を買って業務提携する
わけだが不良債権問題を懸念して、株価
が下がった時に買わせろ」とお願いした
のだ。
万が一株価が何分~何十分の一になっ
たとしても裏切らないからさ?
というようにワラント(新株予約権証券)
を組ませろと迫った。
長銀は当時の大蔵省に基づいた監査も
やっており、そんな噂は根も葉もない
ということを長銀役員はわかっている
わけだ。
現代の記事は、社長・役員にとっては
根耳に水である。
当の長銀側からすれば・・
「やましい事は何もない!」
「天下の長銀株が下がるわけがない」
「100円、50円以下なんてあり得ない」
なので役員会で要求を通した。
そして・・
1998年6月
SBCによる突然の長銀株大量空売り
というあり得ないことが起きた。
さらに、98年7月に参院選で自民大敗。
SBCによる大量空売り、月刊現代の記事
による市場混乱で株価もみるみる下がっ
て長銀株暴落につながる。
ムーディーズ格付けも一気に下がり、
金利が上がり、支払いコストも高まっ
て98年8月・・
金融再生関連法案の審議(金融国会)
が始まる。
同年10月の金融国会で野党案が採択
長銀の国有化が決定。
その後、長銀再生委員会が出来る。
そして、なぜか・・
ゴールドマンサックスに引受先選定
を依頼
2000年3月にリップルウッド・ホール
ディングス(ロックフェラー系)に売却
が決定。
元々3兆円の時価総額だった
長銀を10億円で売却。
その後、ハゲタカファンドのような
手口でSBI新生銀行として再上場
海外の銀行友達(ロスチャイルド等)
に声を掛けて莫大な利益を得た。
SBI新生銀行(旧長銀)の初代社長
は八城政基氏。
経歴をご覧頂けると面白いが、
おわかりいただけるだろうか?
ロックフェラー家からの信頼が
厚い方というわけだ。
さて、この一連の流れから皆さん
はなにを考えるだろうか?
そう、始まりから終わりまで意図を
感じずにはいられないはずだ。
同じような出来事が現在、これからも
当たり前に起きる。
その際はぜひ、この一連の流れを思い
出すといいだろう。
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