ヒトは「善きサマリア人」であれ

「ジャンヌ」
河合莞爾(著)より一部抜粋

 

・月とウサギにまつわる伝説

昔、サルとキツネとウサギが山中で
空腹のあまり倒れている老人を見つ
けた

サルは老人のために木の実を集め、
キツネは川から魚を獲ってきた

ウサギは何も見つけられなかった

そこでウサギはサルとキツネに火を
焚いてもらった

そして、老人に「私を食べてくださ
い」と言って火に身を投げた

 

すると老人は帝釈天の正体を
現した

ウサギが取った尊い行いを広く後世へ
伝えるため、誰からもウサギが見える
よう月へ昇らせたという

「月にはウサギが住んでいる」と
いう物語はこうして生まれた

・・

 

この話で伝えたい事はなにか?

ヒトという動物は善意を失った時、
心を悪意に支配された時に「人間」
として生存する価値を失う

(人間とはこの世に存在する神の
分け御霊を頂いた森羅万象)

ヒトが人間としての存在意義を失わ
ないためには新約聖書「ルカによる
福音書」にあるように・・

善きサマリア人であることが大切だ

ということだ

 

つまり、ヒトが人間として存在したいな
らばこの世に存在する全てのものに善意
を持って接しなければならない

それが、ヒトという動物の存在意義だ
ということだ

今の日本はどうだろう?

またもや、渡辺博道・復興大臣が30万
円の30万円の寄付金(裏金)を受け取っ
たことを不記載という報道があった

政治資金規正法違反の疑いがあると
いうことだが、不記載という名の隠
蔽はこんなもんじゃないだろう

しかし、これも「ごめんなさい」の
一言で一件落着だろう

まさに「ダメだこりゃ!」である

ごめんで済めば警察は要らないという
のは権力者の特権である

こんなにボロい商売の利権を手放さない
ため、先生方はそれはもう必死になるは
ずである

まさに、悪意の塊だ

 

「日本を愛している」

「日本を救いたい」

こんなことを言う方もいる

立派な台詞だと思う

しかし、そんな曖昧なことを言うくらい
なら我々一人一人が自分の出来る限りの
「善意」を持って生きることが大切だと
思う

どうしようもなく「悪意」と「腐敗」に
まみれ掛かっている国だからこそだ

決して流されてはいけない

キレイゴトをほざいているようだが、
本当にそう思っている

 

この世の真理を追究する

目の前のあなたが抱える得体の
知れない不安、恐怖を解消する

人類の成長に貢献する

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