大患難時代のはじまり
「うまい!早い!安い!」
絶妙なキャッチコピーで庶民の胃袋を
満たしてきたみんな大好きな吉野家が
牛丼の値上げを行った
牛丼並盛が39円値上げで
426円となった
「牛丼並盛 426円」
十分リーズナブルな価格ではあるが
驚くほど安いわけでもなくなった
このニュースに関する詳細は言う
までもないだろう
背景には、牛肉高騰、牛の餌にも
なる穀物価格の上昇
そして、先物市場でも高止まりが続く
原油価格も影響して輸送料なども高く
なっている
これは、牛丼に限った話ではない
すでにあらゆる業界の仕入れ値が高騰
しており、それに伴い物やサービス価
格も上昇している
仕入れが高くなり、仕入れが出来ずに
潰れる会社もこれから増えるはずだ
カルビー社も主力商品のポテトチップ
スを来年1月より順次値上げを決定し
ている
こちらは高温、干ばつなどの影響で
北海道産じゃがいもの収量減少が要
因と言われている
牛丼やポテトチップスなど・・
一般市民が苦もなく、迷うことなく
購入して食べられていたものが大き
く値上げしている
経済的な余裕がない人にとっては、
されど数十円の話である
1週間、1ヶ月に換算すると決して
馬鹿に出来ない金額になるのだ
さらに、今回の吉野家やカルビーの
値上げは単発的かつ限定的なもので
はない
今後も両社はもちろん、庶民の日常生
活に密接する物やサービスの価格は継
続的に上がっていく
そう・・
日本国内にスタグフレーションの波
が着々と押し寄せてくるのだ
経済、金融危機や気候変動など要因は
一つではない
あらゆる現象が全部入りで到来して
これまでの「当たり前」が崩壊する
別の記事で何度も書いているが・・
食糧、物資、資源の多くを輸入に依存
する日本は経済が不景気なのに物やサ
ービスの価格が上がるスタグフレーシ
ョンの影響をモロに受けるのだ
特に、皆さんご存知のように日本の
食糧自給率は決して高くない
カロリーベースという稚拙な基準で
37%となっているが・・
コロナをはじめとする様々なウイルス
がさらに猛威をふるい出す世の中は単
にカロリーを摂取するだけで生きてい
けるほど甘くない
健康で、幸福な生活を支える食となる
と日本の食糧自給率は37%よりずっと
低くなるだろう
そう、あらゆるモノを輸入に頼ってい
る日本人の生活をスタグフレーション
は強烈に脅かすのだ
これまで、農薬でびしょ濡れになった
形の良いキレイな野菜を日本人は求め
るように調教されてきた
形が不揃いで、虫がたかるような野菜
なんか食べたくないと思うよう洗脳さ
れてきた
そして、海外からの輸入品が止まるこ
となく日本に住んでいる限り餓死する
ことはないと高をくくってきた
しかし・・
「稼げない」「食えない」時代
すなわち間もなく本格的に突入する
混乱期においてはそれらの当たり前
がすべて崩壊するのだ
本当に、日本国内で「のたれ死に」
が劇的に増えるようになるのだ
国家も、国民を当たり前に見捨てる
時代がもう始まっているのだ
スタグフレーションは、混乱期で起
きるイベントのひとつに過ぎない
さらに、今まで誰も経験したことが
ないウイルス軍団の猛威も加わる
日本国内は10月の動きによって危機
感が薄れているようだが・・
2021年11月から、すでに混乱期に
突入していると断言してもいい
金融経済的にも、気候変動的にも・・
そして、ウイルス的にも・・
2021年11月は1ヶ月単位でとてつも
ない激動の変化が起きるのだ
いよいよこれから、我々が言い続け
てきた【大患難時代】が始まる
サバイバル時代が幕開けになるのだ
なので、自分の今ままでの生活スタイ
ルからサバイバルモードに切り替える
必要があるのだ
これは、以前からしつこく言い続けて
きたが覚えているだろうか?
「稼げない」「食えない」
これに加えて、コロナウイルスだけで
なくあらゆる細菌・真菌・インフルエ
ンザなどのウイルス軍団によって・・
「生きられない」
我々人類にとって未曽有の試練が課せ
られるサバイバル時代になるのだ
この時代を生き抜くということは
決して甘いものではないのだ
我々にとって、非常に厳しい時代
になるのだ
本当にしつこいようだが、我々はこれ
からも生き抜くためにも決してこの現
実を忘れてはいけないのだ
そして、ひとつの側面だけではなく、
食や健康や経済というあらゆる側面を
サバイバルモードに切り替えて対策し
なければいけないのだ
もう一秒の猶予もないのだ
しかし、そんな時代の大変化に気付い
た人が行動するきっかけやサバイバル
する上で役立つ知識と情報を我々はこ
れからも発信する
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