アメリカがデフォルトすればどうなる？

ドル・円相場などを見ればわかる
通りでドル高の動きが強くなって
いるのは皆さんもご存知だろう

特に、ドル高・円安は進んでいる

物価上昇率も5%を超えている

物価上昇、インフレは一時的なもの
だと言われるが誰がどう見ても違う
ということもわかるだろう

インフレは決して、一時的なもの
ではないということだ

FRBも物価上昇は一時的だと言い続
けているが今後も物価上昇の動きは
止められないだろう

一時的だからと言って国債を発行して
いるが、それでも治まらなければ今年
中には・・

早ければ、11月中にもテーパリング
するのではないだろうか？

そして、年末にはアメリカがデフォ
ルト(債務不履行)になる可能性だっ
て十分あり得るだろう

あのアメリカがまさか？と思うかも
しれないが全世界が本格的な混乱期
に突入する節目である2021年は・・

なにが起きてもおかしくないという
前提で生活、事業、投資などを行い
ながら人生戦略を組むべきだ

まあ、デフォルトしないとしても、
今後は世界中でドルが不足するよう
になってくるだろう

全世界でドルが不足するとどうなる
かと言うと、他のドル以外の通貨を
基軸とする国はどうなるのか？

つまり、ドルの価格が高くなるとい
うことは自国通貨の価格が安くなる
のだ

自国通貨が安くなれば、当然ながら
輸入物価の価格が上がってインフレ
になるということだ

さらに、日本のような島国はあらゆる
物資やエネルギーを輸入に頼っている

需要は海外優先なので、輸入に頼る日
本のような島国はこうなると非常に弱
いのだ

全世界も上記で述べたように需要は国
内優先になるので、輸出も伸びないと
いうことになる

すると、穀物やエネルギーなど生活に
欠かせないものの価格も世界全体で上
がってしまうのだ

住宅・建築業界は資材価格が上がって
仕入れが出来ない不況が起きているこ
とは以前の記事でも書いている

日本国内でも、日常的にスーパーで買
い物をしていても野菜や肉が高いなと
感じることがあると思う

沖縄は特に、輸入物資が多いため、
スーパーに並ぶ食材の価格が生活水
準に比べて驚くほど高いという光景
が良くみられる

特に、コロナ禍になって、緊急事態
宣言が長引いた影響もあって沖縄本
島では貧困に陥る人も増えている

生理用ナプキンすら買えない女性も
いるくらい生活水準と物価のバラン
スが崩れ始めているのだ

まだまだ内地で実感している人は少
ないかもしれないが、このようなイ
ンフレによる生活と事業の困窮は遠
い未来ではない・・

すべて今年中にドカッとやってくる
可能性は高いのだ

アメリカが、テーパリングと新規国債
発行停止などでドルが不足するとお金
が廻らなくなる

すると、不景気になる

アメリカ、アメリカ以外の国家もイン
フレで新規国債発行も出来なくなる

それでもインフレは進み、各国通貨が
暴落して世界各国でデフォルトが連鎖
する可能性も十分あり得るのだ

日本の場合はドル建ての借金が少なく
自国通貨建ての借金だから日本はデフ
ォルトしないという人もいるが・・

外国人投資家が一斉に売りに出てきた
らどうなるだろうか？

その金額は●十〜百兆円規模になるわ
けで日本政府と言うよりも日銀が耐え
られないだろう

つまり、世界でデフォルトが連鎖して
も日本だけは大丈夫だというのはお花
畑だということだ

これまで、日銀の黒田東彦総裁には、
お役目があったのだ・・

そう、お金をじゃぶじゃぶ刷るという
役割を担っていたが衰退後期から混乱
期に入るとそのお役目は終わる

なので、次のお役目は真逆で、お金
を刷らないで引き締めるということ
になるのだ

つまり、これからどんどん日本経済も
どんどん悪くなるというシナリオはこ
のように明確に進んでいる

この10月は、経済は復活するかもしれ
ないと一般人が勘違いするような動き
になっているが真逆である・・

嵐の前の静けさという言葉があるよう
に、これからやってくるインフレと不
景気のビッグウェーヴにいち早く備え
る必要があるのだ

さらに・・

ここに、ウイルス軍団の脅威や地震な
どの天変地異のリスクも出てくる

しつこく何度でも言うが、遅くも今年
の年末までに現代生活に依存する戦略
ではなく・・

人生戦略を【サバイバルモード】に
切り替えていただきたいのだ

混乱期を生き抜くとはそういう事であ
り、今まで通りで生き残れるほど甘い
時代ではないのだ

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